会長 池田 薫 北海道開発局営繕部 滝本 悦郎 北海道知事 鈴木 直道 日空衛会長 藤澤 一郎 
 
令和8年 新年のご挨拶

 

一般社団法人北海道空調衛生工事業協会
一般社団法人札幌空調衛生工事業協会
 会長 池田 薫


 新年あけましておめでとうございます。
 令和8年の新春を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。皆様方には日頃から当協会に対しまして格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
 昨年を振り返りますと、4月に大阪・関西万博が開幕し、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、10月までの半年間にわたって過去最多となる158カ国・地域から出展参加があり、会場では世界最大の木造建築としてギネス世界記録にも認定された大屋根リング(幅約30m・高さ最大20m・全長2km)が圧倒的スケールを誇り、話題となりました。2500万人を超える来場があり、開幕前の評判はあまり良くありませんでしたが、後半は来場者も増えて、しかも満足度も高く、“有終の美”を飾ることができ、多くの人に惜しまれながら終了しました。 
 近年頻繁に起こる自然災害は、北海道で2月に帯広市を中心とした十勝地方において大雪になり、半日で1.2mという記録的な「ドカ雪」がありました。懸命な除雪作業にもかかわらず長い期間交通障害が起こり、生活に大きな支障をきたしました。
 また、異常な事態として東北地方から北海道にかけて夏の後半から、熊がえさ不足で山を下りて市街地にまで頻繁に出没し、多数の死亡事故や傷害事故が発生しました。これまでに経験したことがないところまで人里に近づき、果樹園や家庭菜園の作物が荒らされ、人家や公共施設に餌を求めて熊が入り込むという事案もありました。「緊急銃猟」という新しい用語も毎日、耳にするようになり、これまで民間の猟友会が熊対策の中心でしたが、警察や自衛隊も出動し、駆除対応する状況があちこちで多発しました。
 スポーツ界では日本ハムがパ・リーグのクライマックスシリーズの最終ステージまで行き優勝の望みをつなぎましたが、惜しくも敗れ悲願のリーグ優勝とはならず、2年連続でソフトバンクがリーグ優勝しました。日本シリーズでは阪神との対戦で勝利し、日本一となりました。アメリカでは大谷翔平選手の大活躍で、ドジャースがワールドシリーズに進み、山本由伸選手の驚異的な投手登板と佐々木朗希選手の活躍もあり、激戦を制し、2年連続で世界一となりました。連日、日本人トリオの話題で持ちきりとなりました。
 一方政界では、7月の参院選で与党の自民、公明両党は非改選を含めて参院全体で過半数を割り、衆参両院で少数与党となりました。石破内閣は当初続投を表明しましたが、9月には辞意を表明し、10月に自民党の総裁選挙のあと、公明党が連立内閣を離脱するという混迷のなか、日本維新の会と連立政権を樹立し、女性で初めてとなる高市内閣が誕生しました。
 このような情勢の中、建設業界は衰えることなく活況が続いていますが、空調衛生工事業では人材不足と働き方改革の浸透で市場の受注物件をこなすことができず、少ない人材をやりくりし、需要に応えるため現場配置に苦慮している状況です。
 これに対応するには関連団体との連携を深め、建設業界全体で一丸となり、次の時代を担う若い世代に空調衛生工事業の魅力を様々な機会を通してアピールし、新4K(給与・休暇・希望・かっこいい“きれい”)の実現により、多様な人材の確保、育成をする必要があります。
 また、埼玉県八潮市で発生した下水道管破損による大規模な道路陥没事故により、インフラの老朽化問題が大きくクローズアップされました。全国的にインフラ設備を維持更新していく必要に迫られています。地域の守り手の一人でもある空調衛生工事業が微力ではありますが対応していく必要があります。
 さらに、災害時の避難所に指定されることが多い学校体育館等の室温環境を向上させる空調整備の加速化方針が政府決定されており、北海道においても冬季の暖房は整備されていますが、地球温暖化の影響で夏季の冷房整備が求められ、併せてこれにも対応していく必要があります。これらの課題に取り組み、空調衛生設備の重要性を広く社会に対して発信するなど積極的な事業活動を本年も展開してまいります。
 結びに皆様方にとりまして希望に満ちた飛躍の年となりますよう心よりお祈り申し上げますとともに、引き続き皆様方のご指導ご鞭撻をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。


     

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年頭ごあいさつ

 

北海道開発局営繕部長 滝本 悦郎

 


 新年あけましておめでとうございます。年頭にあたり謹んでご挨拶を申し上げます。
 一般社団法人北海道空調衛生工事業協会並びに会員の皆様には、国土交通省における北海道開発行政、とりわけ営繕事業の推進にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 当部では、官庁施設の老朽化が進む中、既存施設の最大限の活用を図りつつ、災害に対する国民の安全・安心の確保等に的確に対応するため、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震等に備えた防災・減災対策を推進し、官庁施設の防災機能の強化を図ることとしています。
 特に、防災拠点となる施設については、大規模災害が生じた際における災害応急対策活動への支障のおそれを解消するため、設備機器の上階移設などの対策を進めるとともに、老朽化対策として給排水設備改修による機能確保等を実施していくこととしています。
 加えて、既存官庁施設の老朽化により危険箇所の増加が見込まれる中、より長く安全に利用しトータルコストの縮減等を実現するため、計画的な改修により危険個所の解消を図り、官庁施設の長寿命化を推進することとしています。
 また、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、営繕事業の実施に当たって環境負荷低減に資する技術を積極的に取り入れることで、脱炭素化を推進しています。新築事業については、原則ZEB Oriented相当以上を確保するように整備しており、さらに2030年度までに新築建築物の平均でZEB Ready相当となることを目指す、との目標を達成すべく、順次整備を進めているところです。
 こうした施策推進において、重要な役割を果たして頂いております貴協会並びに会員の皆様に改めて御礼を申し上げるとともに、今後も多様化、複雑化するニーズに応え、活発な事業活動を展開されることを期待しております。
 建設業界では高齢化や人手不足の課題を抱える中、近年の札幌市内の再開発等をはじめとした旺盛な建設需要により、人手不足はますます厳しい状況となっています。
 このため、営繕事業において、適正な工期設定、完全週休2日の推進、余裕期間制度の積極的な活用、見積活用の採用やスライドの適切な運用、ICTをはじめとした生産性向上技術の積極活用、工事書類の簡素化、改修工事における平日作業拡大のための調整などの施工条件の明確化、ウィークリースタンスやワンデーレスポンスの徹底など、働き方改革につながる取組をより一層推進してまいります。
 また、今年度から、工事完成後に受注者へのフォローアップ調査を実施することにしており、これにより発注者の取組の課題把握と改善に努めてまいりますので、引き続き、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 本年が貴協会にとってますます発展する年となりますよう祈念するとともに、会員の皆様のさらなるご活躍とご健勝をお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。


     

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令和8年 知事年頭所感

北海道知事 鈴木 直道

 


 新年明けましておめでとうございます。皆様には、日頃より道政の推進にご理解とご支援を賜り、心から感謝申し上げます。
 昨年を振り返りますと、戦後80年を迎える中、北方領土の早期返還に向け、ご高齢となられた元島民の方々の切実な思いに寄り添い、全ての府省と都府県のご協力を得て全国で署名運動を展開しました。今後も粘り強く取組を続けてまいります。
 また、長引く物価高により、道民の皆様の生活や事業者の方々の経営が非常に厳しい状況にある中、累次の経済対策を実施してきており、引き続き必要な対応を進めてまいります。
 さらには、様々な環境変化で生じる課題やリスクへの対応が求められた年でした。カムチャツカ半島付近の地震を踏まえた津波避難対策や、青森県東方沖の地震とその後初めて発表された北海道・三陸沖後発地震注意情報への対応、道警察や自衛隊との連携などによるヒグマ対策の強化、養鶏場での高病原性鳥インフルエンザの防疫措置に取り組んだほか、諸外国の政策変更によるグローバルリスクにも対応してまいりました。
 そして、新たに制定した北海道こども基本条例に基づき、社会全体で子育てを支える地域づくりを進め、持続可能な医療提供体制の構築にも取り組んできたところです。
泊発電所3号機については、道民の皆様からいただいた声、関係自治体のご判断やご意見、そして道議会でのご議論を踏まえ、熟慮を重ね、再稼働に同意することとしました。原発の安全の追求には終わりはないとの認識のもと、安全対策などを国や北電に申し入れ、道として防災対策に一層取り組んでまいります。
 一方、新千歳空港の旅客数が開港以来最多となるなど観光需要が回復してきている中、北海道のシンボルでもある道庁赤れんが庁舎が大改修を終え、リニューアルオープンから1か月で10万人以上の方々にお越しいただきました。引き続き北海道の歴史・文化や観光情報の発信拠点として愛される施設となるよう取り組んでまいります。
 大阪・関西万博では、200名超の踊り手によるアイヌ舞踊が世界の方々に披露されました。また、大盛況となった全国菓子博(旭川)や、初開催の北海道豊かな海づくり大会(小樽)、秋の大収穫祭(札幌)を通して生産者と消費者がつながり、本道の食の豊かさを感じていただけたと思います。
 GXやAI-DX産業の集積への動きも急速に進み、ラピダス社の次世代半導体については、4月にパイロットラインが稼働し、3か月後にはメイドイン北海道の基幹部品の試作に成功しました。アジア最大級のAIデータセンターが着工し、本道に陸揚げ拠点を新設する国際海底通信ケーブル事業が国の助成事業に採択され、松前沖と檜山沖が道内初の洋上風力発電の促進区域となるなど、これまでの挑戦が着実に具現化しています。
 昨年、国は、経済、食料、エネルギーの安全保障に対し戦略的に投資する方針を掲げましたが、こうした分野で我が国をリードできるのが、まさに北海道です。新しい年は、この追い風を捉え、北海道の未来への戦略を描き、本道の存在感を一層高めていきたいと考えています。
 地球規模の気候変動により頻発する自然災害など様々なリスクから道民の皆様の命と暮らしを守ることを最優先としつつ、ゼロカーボン北海道の先を見据え、地域との共生を前提とした良質な投資を呼び込み、環境と経済の好循環の実現を目指すとともに、グローバルな視点に立ち、市町村の特色ある取組を支援し、本道が未来に向けて成長することで、日本の発展にも貢献していきます。
 地域の課題解決や新たな産業創出に向けては、半導体やデータセンターといった産業の振興・集積をトリガーに、北海道を実証フィールドとしてAIの活用を積極的に推進し、効果を全道に波及させてまいります。
 農林水産業については、生産力向上と持続的発展を両立させ、食料供給地域としての役割を果たすとともに、北海道の「食」の魅力を国内外に発信します。また、4月から導入する宿泊税を有効に活用し、観光の高付加価値化や受入体制の充実強化等に取り組みます。
 間もなく、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック・パラリンピックが開幕します。本道ゆかりの選手の活躍を心より願っています。
 北海道という挑戦の大地で生まれ、成長に向けて灯してきた希望の種火を、皆様と大切に大きく育て、北海道を新たなステージに押し上げていくために全力で取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
 本年が、皆様にとりまして大きな飛躍の年になりますよう心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。


 

     

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新年のご挨拶

 

一般社団法人日本空調衛生工事業協会
会長 藤澤 一郎

 


 新年あけましておめでとうございます。日頃より日本空調衛生工事業協会の活動に対し、格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。令和8年のはじまりにあたり、会員の皆様、関係各位のご健勝とさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。
 昨年一年間を振り返りますと、国内外の情勢は依然として大きな変動にさらされました。1月には「アメリカ・ファースト」を掲げるトランプ政権が再始動し、就任直後からの関税措置により世界経済には不透明感が広がりました。9月の日米交渉妥結を経ても先行きはなお不安定で、日本の産業界にも影響が及んでおります。
 4月に開幕した「大阪・関西万博」では、開幕当初の来場者数こそ伸び悩んだものの、その後は徐々に人気を高め、最終的には2,800万人を超える来場を記録し、全体として黒字を確保いたしました。一方で、一部外国パビリオンの工事遅延による未完成問題や工事費未払いなど、建設・設備業界として深い関心を寄せるべき課題も浮き彫りとなり、多くの教訓を残した一年でもありました。
 政治の面では、7月の参議院選挙で与党が過半数を割り込み、石破総理が辞任を表明。総裁選の紆余曲折を経て、公明党が連立を離脱し、自民党と日本維新の会による高市内閣が発足いたしました。高市総理は高支持率を背景に順調なスタートを切りましたが、台湾情勢に関する国会答弁を契機に中国との関係が悪化し、国際環境の緊張感は依然として続いております。
 一方で、明るい話題もありました。11月のデフリンピック東京大会では、日本選手の活躍が多くの感動を呼びました。科学分野では坂口氏の生理学・医学賞、北川氏の化学賞と、2名がノーベル賞を受賞する喜ばしい出来事が続きました。またMLBでは、大谷翔平選手がワールドシリーズ連覇と3年連続4度目のMVPという偉業を成し遂げ、日本のみならず世界中に希望と活力を届けてくれました。
 国内では、例年を上回る猛暑により最高気温や猛暑日数が各地で更新されるなど、気候変動の影響が一段と顕著になりました。秋には熊による被害が全国で発生し、工事現場においても新たな安全対策の必要性が浮き彫りとなった一年でした。
 このように社会・経済環境が激しく変化する中で、建設業界も大きな転換期を迎えております。人手不足の深刻化、資材価格の高止まり、脱炭素社会に向けた要求の高まり、建築物の高機能化・省エネ化の加速など、空調衛生工事業に求められる役割は一層多様化・高度化しています。こうした環境において、品質確保と安全管理の両面で不断の努力を続けておられる会員企業の皆様に、改めて深甚なる敬意を表します。
 当協会におきましては昨年、担い手確保に向けた長時間労働の是正、週休二日制・土日閉所の拡大、生産性向上に資するBIM・DXの活用力強化、カーボンニュートラル時代にふさわしい設備技術の普及など、多岐にわたる取り組みを進めてまいりました。特に若年技術者の確保・育成は業界の未来を左右する重要課題であり、本年も教育プログラムの充実や、働きやすい環境づくりに寄与する情報提供・支援を継続してまいります。
 さらに、地震や風水害など自然災害が頻発する中で、社会インフラの安全性を支える設備業の使命はこれまで以上に重要性を増しております。本年は、レジリエンス強化に資する設備技術の開発・導入、維持管理の高度化、人材の専門性向上に努め、安心・安全な社会の実現により一層貢献してまいる所存です。
 令和8年はどのような年になるのでしょうか。空調衛生設備は人々の健康と快適性を支え、経済活動を下支えする「社会の基盤」です。その重要性は今後ますます高まってまいります。技術革新を積極的に取り入れ、新たな価値を創造し、業界一丸となって持続的な発展を実現してまいりましょう。
 本年が会員の皆様にとりまして飛躍の年となりますよう心より祈念申し上げるとともに、引き続き当協会の事業へのご理解とご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。


     

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